正バイヤスの作り方
お洋服を作る人にとっては、基礎中の基礎ですよね。
でも初心者にとっては、バイヤスって何?何に使うの(?_?) ということで、簡単に説明しちゃいます。
布には縦と横の布目がありますね。
生地を購入する際は、108cm巾の生地を長さ50cmとか指定して裁断しますが
巾にあたるのが横で、長さが縦になります。
洋服を作る際は、この布目がとても大切です。
バイヤスは、布目に対して斜めにとった生地のことで、伸縮性があります。
この性質を利用して、カーブの部分、例えば、ブラウスの襟ぐり・袖ぐりのカーブなどに使用したり、細長いひもや、共布でループボタンのループを作ったりします。
さて、邦ママ流バイヤスの作り方を紹介します。(ここでは3cmのバイヤスをつくります)
①まず正方形を2回折り、×の跡をつけます。
(矢印は布目が縦という意味です。右端にぽつぽつ穴があいてますが、ここを耳(みみ)と呼びます。耳のある方が縦です。)
②×の線から並行に3cmごとに線をひいていきます。角は90度にします。
③裁断します。
④長さを足す時は写真左下のようにつなげます。つなげる時は、生地を中表にして、一辺を合わせ、点線部分を縫います。
⑤アイロンで開き、はみ出た部分は切りおとします。
(↑相変わらず、シミつきマットで失礼しますっ)
きちっと正バイヤスにせず、適当に斜めにカットしたりすると、伸縮に幅がでて扱いづらくなってしまいます。普通は、端切れを利用し、まず縦の線をきめてバイヤスを作り、どんどんつなげていきます。簡単でしょ?
次回はバイヤスを使ったアッっと驚く裏ワザを紹介しちゃいます♪♪ お楽しみに。
Thank U for your time.
by mihothanku | 2008-04-16 22:48 | 知っ得!洋裁の基礎