生地の裁断について
ついこの間、キッズエプロンを作ったばかりだと思ってたのに、今月もあと2日!
今月の講座ぎりぎり、UPできそうですっ。
今回はコットン100%で作る夏のトップス!初めてのお洋服づくりに挑戦です♪
作品は出来上がっているのですが、載せる前にちょっと生地の裁断について書いてみようと思います。
裁断については生地の種類によっても様々ですが、基本的なやり方を紹介します。
①お洋服の型紙が出来たら、布を中表に折って、布がずれないように、まち針でところどころ留めます。その上に、「わ」を合わせて型紙を置きます。型紙も動かないように、ペーパーウェイトや、まち針で固定します。型紙通りに、チャコで印をつけていきます。
②型紙をはずして、縫い代をつけて裁断します。(縫い代付きの型紙もあります)
これで片方の身頃に印がつきました。
③次は、下になっているもう片方の身頃に印をつけます。
初心者で簡単な方法は、チャコペーパーを使う方法です。
布の一番下にチャコペーパーを敷き、印がついている、縫い線の上からルレット→で印をつけます。
木綿など薄い布はチャコペーパーをひかなくても、ルレットの跡がつくのでその上からチャコで印をつけても構いません。ただ、あまり薄い布地に強く跡をつけると、穴が出来るので注意してください(^^)
チャコペーパーを持ち合わせていなかったり、汚れが気になる方は(ギュッと押したりしなければそれほど気にならないみたいですが)、こんなワザもあります。↓
平べったいチャコを生地の下に置いて、ルレットでなぞっていきます。チャコペーパーと原理は同じ。母の場合は要所、要所、この方法で印をつけてから、線をつなぎます。
でも初心者さんは、型紙通りにきっちりと線を書いて行く方法をおススメします。
あと洋裁をするのに知っておきたいのは、「きりびつけ」。
既製の洋服など、きりびつけをしない方法もあるようですが、
ウールなど厚い生地や、丁寧に作りたい場合は、やはりこの方法が一番のようです。
手間はかかりますが、作りやすくなります。
きりびつけは、
①しつけ糸を二重にして縫い線を粗く縫っていきます。(玉結びはしない)
②針を前方にひっぱりながら、はじめに針を通した所に少し糸を残し、チョキンと切ります。同じことを繰り返します。
写真のような印がついたら、重なっている布を開いて、間のしつけ糸もチョキンと切ります(布地は切らないように!)。上の余分を切り落としてでき上がり!こうすることで、布の裏表両方に印がつきます。
今回の作品は、布の柄に上下がなかったので、無駄のないような裁断の仕方になっています。柄に上下がある場合は、一方方向に裁断します。
今回はこの辺で。
作品をお楽しみに♪
Thank U for your time.
by mihothanku | 2008-06-29 15:36 | 知っ得!洋裁の基礎